岡山でこだわりの木造住宅は、本来「木」の性質を活かした家づくりです。

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素材から見たキッチンシンクの特長

今日は、キッチンシンクの特徴を皆様にお伝えしたいと思います。

現在販売されているキッチンシンクは、大きくはステンレス製と人工大理石製、ホーロー製の3つに分けることができ、それぞれに異なった特長を持っています。

【ステンレス製】

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ステンレスシンク/ラクリーンシンク(リクシル)

昔からキッチンシンクとして使われてきた定番素材で、柔らかさがあるために食器類を落としても割れにくいという特長があります(表面がセラミックコーティングされているカラーステンレスは除く)。

耐熱性・耐久性・対磨耗性が高いというメリットがある一方、キズと汚れへの耐性では人工大理石に劣るとされていましたが、最近ではクリナップ社などからキズと汚れに強い新製品も出てきました。カラーは基本的に銀色です。

【人造大理石製】

スキマレスシンク(パナソニック)

スキマレスシンク(パナソニック)

見た目が大理石のように美しく高級感がある一方、大理石よりも安価に手に入り加工ができるため近年選ばれている素材です。
見た目も去ることながら、天板からシンクに使えるのでつなぎ目のないキッチンが作れます。そのため汚れが隙間に入ることなくお手入れも簡単でキズもつきにくいのが魅力でもあります。

よく間違えられますが天然の大理石を粉砕し、セメントや樹脂で固めて作った半人工素材が人造大理石です。人造大理石と人工大理石の主な違いはここにあります。パナソニックトクラスなど大手でも取り扱われるようになりました。

【人工大理石製】

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スクエアすべり台シンク(TOTO)

豊富なカラーバリエーションがそろいキッチンの扉などとのコーディネートも簡単なことから、最近人気上昇中の素材です。名前には「大理石」と入っていますが、これは大理石のような仕上がりという意味で、原材料には石ではなく熱に強い樹脂が使われています

手入れのしやすさに定評があり、ステンレスに比べると硬いので食器の保護という点では劣りますが、デザイン性の高いシンクがそろっています。

【ホーロー製】

ホーローシンク

ホーローシンク

海外ではお馴染みですが日本では上記の2つに比べてあまり普及していない素材です。

ホーローとは鉄やアルミなどの金属を下地にして、その上にガラス質のうわ薬を高温で焼き付けたものです。金属とガラスの特性を併せ持っており、水や湿気、熱への耐性に優れ、スチール製のタワシなどでこすっても傷つかない耐久性があり、掃除もしやすいことで知られています。

国内ではホーロー製キッチンの取り扱い会社は少ないものの、タカラスタンダード社が高品位ホーローを使ったキッチンを多数販売しています。

 

ご参考になりましたでしょうか。また紹介させて頂きます。

工務 O↗NO

Leave a comment|2018年9月12日

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