岡山でこだわりの木造住宅は、本来「木」の性質を活かした家づくりです。

社長のブログ

病は気から

「病は気から。」とよく言いますよね。

私も中学時代、授業がめんどくさくて仮病を使って保健室で寝たり、早退して遊びに行ったりしてました。(今思うと勉強しておくべきでした…)
でもたまにしんどいフリをしていると、本当にしんどくなったりするんですよね。
逆に修学旅行の前なんか少々体調が悪くても「大丈夫!」と自分で思い込み、心底楽しんでいると気が付けば「そういや朝はしんどかったな。」なんてこともありました。
とくに後者なんかはきっと誰もが一度は体験したことだと思います。

私が例に出したのはただの風邪でしたが、身体の負担になる病気も同じみたいです。

東城百合子さんという自らの重症の肺結核を玄米自然食で克服された片が書かれた「家庭で出来る自然療法‐誰でもできる食事と手当法‐」という、本の一部に書かれていたことも加えてみますね。

まず、病気がひどくて~と言われる方は病院や診療所巡りのベテランさんが多いそうです。
皆さん揃いに揃って様々な漢方、ハリ、灸などを一通りして、あれもこれもやったけど駄目!と言われるみたいですね。

「継続は力なり」という言葉があるように、病も病気になるまでの年月と同じだけの年月、更に倍の年月をかけて治していくものです。

今までの生活で培ってきた病が一瞬で治るのは漫画やドラマの世界だけです。
現実は病は気から。その気を持ち続け、様々な困難や誘惑に勝ち続けなければなりません。厳しいものです。

私の祖母が病気ではないですが、80歳の時に庭でこけて利き足の右足を骨折しました。病院側も私たち家族も、高齢だからもう寝たきりになってしまうだろう。リハビリをする体力はないだろうと確信していましたが、祖母だけは違い、手術で金属が入った重たい足を懸命に持上げ日々リハビリを愚痴1つ言わず続けました。
そして祖母はベッドから両杖、そして片杖になり、二年後には「杖忘れた」と言いながら歩いていました。

祖母の場合は病院が大嫌いで、不自由になる自分が許せないから。
ただの負けず嫌いでも、どんな理由でも、持ち続け継続することが大事なのだと知らされました。

神経は心が暗いと硬化するそうです。
どんなことでもいいから、皆さんがこれから先にしたいこと。これからもしていきたいことを想像したりなんかして、前を向く為の心作りから始めていきましょう。
病を乗り越えたとき、想像が現実になると、小学生の頃、ワクワクして向かえた運動会や修学旅行以上の楽しみが待っていることは間違いなしですからね。

Leave a comment|2012年7月24日

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