岡山でこだわりの木造住宅は、本来「木」の性質を活かした家づくりです。

スタッフのブログ

木の個性

室内写真

 

槇の木の大黒柱も素敵ですが、階段の手すりがまるでアートでしょ!

最近お引渡しを行ったお宅なのですが、初めて現場でこの光景を目にした時・・・「おぉーーー」っていう感じでした。

木にも色々な表情があり、味があり、それぞれに個性があります。開成に入社して、しみじみとそう感じています。

その個性をどう活かすかが、設計者や大工さんの腕にかかっていると思いますが、やっぱり木に愛情を持っていないと、その個性も上手く引き出せないと思います。

ある会議で、社長の言葉に「木を大切にしないと木が可愛そう・・・」と言われていましたが、その言葉に木に対する深い愛情を感じました。

 

まだ、まだ、木のことは全然わかりませんが、何十年も雨風の中、大地にどっしりと根を張って生きてきた木・・・。昔は、おじいちゃんが、孫ができて、その孫たちが大人になる頃には、きっと立派な木になっているだろうと植林をして・・・そういう事も山間部ではよくあったことです。そう思うと、様々な技術が進歩し、何でも多量に生産可能な時代の中、世代を超えて育まれてきた木には、味があり、様々な表情があり、とても重みのあるものだと感じています。

 

そんな、木に囲まれて・・・生活できるというのは、素敵なことだと感じます。

 

Leave a comment|2008年9月23日

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